四国上陸2日目の朝。快晴。暑さでよく眠れなかった。早朝なので主人は店に来ておらず、一宿の恩義のお礼ができないまま日和佐を出る。
土佐浜街道を海沿いに、南西へ。左側は例えようのない青い色の空と青い色の海が水平線で区切らているだけ。台風が雲を吹き飛ばしてくれたが、波だけは高く荒く、潮が細かく舞い散って、視界全体が紗がかかっていて幻想的に見える。
海南、宍喰、東洋を抜け室戸岬を目指す。9月の中旬だが、日差しは容赦なく、とても暑い。15時頃に室戸岬に到着。中岡慎太郎像の前で記念撮影。最御崎寺まで徒歩で山道を登って参拝。食堂に入り鰹のたたき定食を注文し、早めの夕食。ここまで来たらやはり鰹を食べない訳にはいかない。味については記憶に残ってないから、大したことなかったと思われる。晩飯も喰ったので、後は宿探しになるがこの日は100kmも距離を稼げておらず、後々のことも考えて先に進むことに。その夜は奈半利の公園でテント泊。近隣住民のおばさんが差し入れをくれる。翌日は顔を洗えとバケツに水を汲んできてくれた。
3日目、奈半利を出発。昨晩も慣れないテント泊と暑さで眠れず。土佐浜街道を一路、北上。途中、安芸に寄って、野良時計を見学しいよい
土佐浜街道を海沿いに、南西へ。左側は例えようのない青い色の空と青い色の海が水平線で区切らているだけ。台風が雲を吹き飛ばしてくれたが、波だけは高く荒く、潮が細かく舞い散って、視界全体が紗がかかっていて幻想的に見える。
海南、宍喰、東洋を抜け室戸岬を目指す。9月の中旬だが、日差しは容赦なく、とても暑い。15時頃に室戸岬に到着。中岡慎太郎像の前で記念撮影。最御崎寺まで徒歩で山道を登って参拝。食堂に入り鰹のたたき定食を注文し、早めの夕食。ここまで来たらやはり鰹を食べない訳にはいかない。味については記憶に残ってないから、大したことなかったと思われる。晩飯も喰ったので、後は宿探しになるがこの日は100kmも距離を稼げておらず、後々のことも考えて先に進むことに。その夜は奈半利の公園でテント泊。近隣住民のおばさんが差し入れをくれる。翌日は顔を洗えとバケツに水を汲んできてくれた。
3日目、奈半利を出発。昨晩も慣れないテント泊と暑さで眠れず。土佐浜街道を一路、北上。途中、安芸に寄って、野良時計を見学しいよい
高知がどのような街だったか、あまり記憶に残っていない。前日、前々日と暑さでよく寝ていないので、高知ではユースホステルに泊まることにした。ロビーで神戸の女子大生と四方山話をする。有名な大学の3回生で、原付で旅をしている由。化粧っ気のないなかなかの美人だ。
夕食が出ないので、彼女と共に宿の主人に教えてもらった鰹で有名な店に行く。鰹の炊き込みご飯、たたきのついた定食と地ビールを頼む。彼女は定食と冷酒を頼んだ。飲みながら、お互いに旅の計画を話す。翌日の夜は四万十川でテント泊をするつもりでいた。それが旅の目的のひとつだからである。窪川で泊まる予定の彼女に同じユースに泊まらないかと誘われる。疲れで酔いが廻っていたのか、いつもの中途半端な硬派を気取ったのか、断った挙げ句、旅慣れていると言う彼女に、旅とは何かと語ってしまった。場がどっ白けになるのは当然で居たたまれなくなって店から出た。
部屋に戻り、同室になったバイク乗りの兄ちゃんと、翌日の晩は四万十川でテントを張って泊まる約束をする。
さぁ、今晩はエアコンの効いた部屋で、ゆっくりと寝れると思っていたのだが・・・
二段ベッドの下に陣取ったその兄ちゃんは鼻が悪いのか、夜通しおかしなイビキをかいてくれた。
つづく
夕食が出ないので、彼女と共に宿の主人に教えてもらった鰹で有名な店に行く。鰹の炊き込みご飯、たたきのついた定食と地ビールを頼む。彼女は定食と冷酒を頼んだ。飲みながら、お互いに旅の計画を話す。翌日の夜は四万十川でテント泊をするつもりでいた。それが旅の目的のひとつだからである。窪川で泊まる予定の彼女に同じユースに泊まらないかと誘われる。疲れで酔いが廻っていたのか、いつもの中途半端な硬派を気取ったのか、断った挙げ句、旅慣れていると言う彼女に、旅とは何かと語ってしまった。場がどっ白けになるのは当然で居たたまれなくなって店から出た。
部屋に戻り、同室になったバイク乗りの兄ちゃんと、翌日の晩は四万十川でテントを張って泊まる約束をする。
さぁ、今晩はエアコンの効いた部屋で、ゆっくりと寝れると思っていたのだが・・・
二段ベッドの下に陣取ったその兄ちゃんは鼻が悪いのか、夜通しおかしなイビキをかいてくれた。
つづく
PR
COMMENT