＃ズッコケた三人組 ―淡路珍道中―

昨日はよＰはんとペーター岡田はんと淡路島にロングツーリングに行ってきた。
ペタはんはツーリングが初めて。金曜はペタはん用の貸し出し機のメンテの為に昼から有給をとったが、誘惑に負け帰って早々にビールを飲み、そのまま昼寝とゴールデンコースを辿り、起きたら夜だった。それからメンテ。パンク修理を中心にやった。
朝６時にウチに集合。二人ともテンション高杉。修学旅行の中学生やないねんからと、こっちは引き気味。取り敢えず、明石を目指す。途中で貸し出し機のリアメカが不調で変速ができないことが判明。あわや中止かという状態に、二人は何も言わないが、目から発せられる非難の強力ベクトル光線がビッシビシと突き刺さる。｢へへへ、大丈夫、変速できんでも走れるから｣と、軽薄な笑いでその場を切り抜ける。まぁ、これまで変速の不具合はなかった訳だから、メンテしてなくても仕方ない。しかし、その為に後半にドエリャ～目にあってしまうのである。
岩屋から走りだすと、ペタはんは飛ばす。よＰはんとボクは｢でたよ～。素人はこれやからなぁ～｣と心の中で思う。洲本に着いて作戦会議。チャリの状況もあり、一応、水仙峡経由で福良まで前進し、そっからどうするか考えることに。

ピストと化したチャリで、ペタはんは水仙峡に挑み、脅威の潜在能力を発揮し登りきってしまった。続いて、灘の激坂は交代して僕が登る。いゃあ、思ってた以上にツラいわい。福良手前で強風に悩まされるも、何とか国道にたどり着いた。ここで再び作戦会議。ペタはんの状態を見てアワイチを諦め、淡路島牧場へ。
よＰはんが途中で強制ピストに乗り換えるも、そのツラさを痛感したのか、早々に牧場までと宣言した。
牧場では無料淡路島成分無調整3.5牛乳を５杯立て続けにお代わりし、淡路牛の焼肉にありつく。三人が三人、疲れ、腹が減り、無口で、気を使ってバカ話をすると、見事に二人はスルーするという、ズッコケ史上あり得なかった危機が・・・(史上って言っても、２回目だけど)
仕方ない、三人組が分裂してはなるまい、と友情パワーを発揮し、その後は身を挺して、僕が強制ピストに乗ることにした。(自業自得かも知れんな)
期待したペタはんと牛とのふれあいもなく、力無く三人は牧場を後にし岩屋へと向かう。北淡に近付くと天気は悪化、冷たい強風に耐えながらフェリーまでたどり着き淡路島珍道中は終わった。

ペタはんは相当疲れた様子で、フェリーでは半死に状態。
二度とツーリングにはいかんかも知れんな～